メモ帳
タイトルは、村上春樹『東京奇譚集』の一篇『偶然の旅人』からいただきました。
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新宿のシアターアプルに観にいってきました。
KERAさんの舞台は初めてなんで楽しみでした。
☆お話☆ 面白かった! けど、ヘビーな話でした。 「戦争」「死」「狂気」などのテーマは重たいですね。 徐々に狂気に犯されていく人々がリアルだった。 台詞回しは面白くて、シリアスな展開の中でギャグが程よくブレンドされてました。 ギャグっていうか、ブラックジョークも多数だけど。 「幸せはポン酢しょうゆのある家」、サイコーっす。 ワケわかんない宇宙人とか面白かったな。 結局正体は分からないままだったけど、たぶん妄想なんでしょう。 前半は軽妙なやり取りが多く笑いもまぜながら進行していったけど、 後半はシリアス重視で狂気の世界へ。 人がどんどん死んでいきます。 状況が狂気に追い込むのか、自分から狂気の底に沈んでいくのか。 現状に絶望し、絶望が狂気を呼ぶんでしょうね。 イタイです。 軽妙なやり取りがなされる、笑えない状況。 ブラックです。 ブラックなんだけど、笑っちゃう。 笑っちゃう自分にちょっと…。 いや、暗くなるような舞台じゃないんだけど、なんとなくね。 ☆役者さん☆ 常盤さん。 美しいです! 顔チッセー! パッと見は細いし華奢な感じなんだけど、弱々しい印象は皆無でした。 惹きつけられます。 他の役者さんに比べると、ちと声が小さかったかも。 (たぶん)みんなマイク使ってたから、ちゃんと聞こえるけどね。 猫背さん。 この人好きです。 前に出ないんだけど、隠れてはいない。 絶妙な感じの立ち位置。 「大人計画」の人たちはスゲー人がいっぱいいますね。 池谷さん。 現実と狂気の狭間を揺れ動いている女性は、歌がとても素敵でした。 西尾さん。 お尻なでなで、おっぱいモミモミされてました。 倒れるシーンでパンツが見えそうだった。。。 いっけいさん。 やっぱり、うまいです。 貫禄あり。 ☆☆☆☆☆ 3列目っての、やっぱりスゲーです。 すぐ目の前ですから。 10分の休憩を挟んでも、3時間15分は長いですねー。 お尻が痛かった。。。 背筋を伸ばしたり、首を回したりしてたんで、後ろの人はジャマに感じたでしょう。 スンマセン。 全体的には20・30代の女性が多いですけど、男がけっこういた気がします。 常盤さん目当てか!? 俺は常盤さんだけが目当てじゃないけど、常盤さんが間近に見れるのは、やっぱり嬉しかった(笑 パンフ2000円、脚本1500円は高いっすよー。 8000円のチケットで2000円も払えないっての。 でも、きれいな写真や対談が載っててボリュームありました。 こんな内容のお芝居だから、笑顔のシーンがちっともなかったです。 それだけに、カーテンコールの常盤さんの笑顔が一段と素敵だった。 すっげカワイイのよ。 カーテンコール、ずっと常盤さんを見てた(笑 宇宙人は、喜安さんに手を引かれて出てきました。 そして、3度目のカーテンコールにはKERAさんも登場! パンクだった。 盛大な拍手にこたえてました。 見ごたえのある舞台で、大満足♪ → excite blogs ← ・砂の上の植物群 ―KERA MAP― @ Sound and vision of Hide ・KERA・MAP#003「砂の上の植物群」を観る。 @ a☆spring☆scene ・お芝居♪~報告版~ @ Jusの大きなあくび ・KERA・MAP 「砂の上の植物群」 @ 酒の日々、薔薇の日々、本の日々、映画の日々。 ・5月5日:『砂の上の植物群』@シアターアプル @ 街へ出よ、そして家へ帰ろう ・砂の上の植物群 @ curious cheeky yutaka
by yutaka_0825
| 2005-05-10 23:51
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